VALENTINE’S DAY [BARBER]


年明け早々インフルエンザが大流行し、春の兆しが垣間見えたかと思えば、急に冷え込み雪が降る。

なんとも気分屋な天候に振り回されておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

そんな中でもやはりお祝い事というのは嬉しいもの。

街にはチョコレートを握り締めそわそわしている女性、恥ずかしながらも何か期待を持ち、それを隠しきれない男性達。

2月14日はValentine’s Day。

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ヴァレンタインデーは愛の告白、カップルの愛の誓いの日として世界各国で祝われているが、その起源は269年ローマ帝国まで遡るらしい。

日本での流行は1950年代後半、戦前に来日した外国人によって行われていたが日本社会に定着したのは1970年代後半のようだ。

女性が男性へ愛の告白としてチョコレートを贈るという文化、実は日本独自の「日本式ヴァレンタインデー」だという事をご存知だろうか。

アメリカやイギリスでは男女関係なく恋人や親しい人へ花束や贈り物(チョコレートに限らず)をするのが一般的。ホワイトデーも存在しない。

私が二十歳でイギリスのロンドンへ渡英し、初めてのヴァレンタインデー。その当時恋人もいなかった私は特に気にもしていなかった。

とある駅前で友人を待っていた私の目に留まった一人の男性がいた。定かではないがおそらく40代後半くらいで髪は狼のファーを思わせるシルバーヘアだった。

濃紺の仕立ての良いスーツ、散髪したての整った髪と髭。そして腕には赤い薔薇の花束を抱えていた。

「外の世界」を何も知らなかった当時の私は何か祝い事でもあるのだろうとしか思わず、なんとなく横目で彼を眺めつつ友人を待った。

そして数分後、そこに現れたのは淡いローズカラーの美しいドレスを着たブルネットの髪を持った女性。自信に満ち溢れた美しい女性は薔薇の花束を受け取るとそれを片方の腕に抱え、もう片方の腕で彼の腕を取り、寄り添って歩き去っていった。

カップル、薔薇の花束、ローズカラーのドレス・・私はそこで初めてその日がヴァレンタインデーだと気が付いた。

世界がまるでそのカップル二人だけのもののようにさえ思えた。

ハリウッド映画のワンシーンを切り取ったかの様な美しい光景を私はただひたすら憧れの目で見つめていた・・。

 

これが私にとって初めての「海外式ヴァレンタインデー」の体験だった。

今となっても自分自身がこの輝かしい映画のワンシーンの主役になれている自信はないが、何か新しい表現方法の一つを学んだ。

それは持て成す側も持て成される側も自らの装いによって敬意を表現するという事。

持て成される側も相手に対し感謝の気持ちを持って尊重すべきである事。

 

そこで私が男性陣に提案するヴァレンタインデープランの一つは「身支度」。

髪を整え、髭の手入れをする。

スーツにブラシをかけ、シャツにはアイロン、靴は磨いて胸ポケットにチーフをさす。

勿論スーツが正解というわけではないが、ただ着るだけの日常動作ではなく、ドレスアップするという気持ちが重要である。

 

まだ時間がある方は是非FREEMANS SPORTING CLUB BARBERに立ち寄って欲しい。

特別な日の立役者をサポートするのも我々BARBERの仕事、そしてそんな存在でありたいと思う。

そして皆様があなたのヴァレンタインと特別な日を過ごせることを願っております。

 

Happy Valentine

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by FREEMANS SPORTING CLUB BARBER

YOSHIO SUYAMA