FATHER’S DAY


 

元号が平成から令和に変わり早一ヵ月。

平成に生まれ、平成に育った私にとって”改元”というものは初めての体験であった。

未だに実感はないが、”平成”を振り返ってみると様々な思い出が甦る。

自分自身の実体験、世間の流行、時代の移り変わり・・・。

今まで自分が歩んできた人生の中にこれだけの”『振り返るもの』があるという事は、それだけ生きた証である。

現在の自分を軸に、それを形成してきた過去の自分に目を向けた時、私の『振り返るべきもの』の中には”父親”という存在があり、今の自分に多大な影響を与えていることは間違いない。

 

幼い頃の記憶。

伊豆へ海水浴をしに行った時の海の景色、場所は定かではないが竹林へ筍狩りに行った時の光景・・・常に父親はその中にいる。

同じ部屋で寝ていた父が毎晩寝る前にかけていたレコードの音楽。

父は休みの度にスペインで買ったという購入時百万円したというクラシックギターを朝からずっと誇らしげに弾いていた。

中学に上がり、思春期を迎えると父親とは一切しゃべらない時期が続いた。今現在も多くは言葉を交わさないが、今28歳になった私がレコードを買い集めている事、心のどこかで自然に癒しを求めているのは、やはり父親の影響であろう。

その他にも父から受け継いだ物はたくさんある。

鷲の嘴のような形をした鼻、目元のシワ、頑固で負けず嫌いな所、涙もろい所(父はギターを弾き終えると、”禁じられた遊び”というフランス映画を観て毎回岩の隙間から流れ出す湧き水のようにじっと動かず涙を流していた。この同じ映画を何回も何回も繰り返し観る、という父の習慣もまた自分と重なる所である。)

やはり血は争えないなと、ここ数年で実感するようになった。

勿論、これはポジティブな意味であり、歳を重ねれば重ねるほど人生を楽しむ術を見出せるようになった。

 

もう少しで父の日だ。

 

毎年この時期になると、”世の中の仕来り”を口実に一度くらいはきちんと感謝の気持ちを伝えてみたいと思い試みてみる。

しかし喉の奥まで来て、また父親譲りの”シャイさ”がそれを押し返してしまう。

少しなりとも海外かぶれの私であるが”Daady I love you”などと口が裂けても言えない。

 

今年も状況は変わらなそうだ。

 

今度の休日にでも帰省して、手土産と共に手紙でも添えてみようか・・・・・。

 

 

常に身近な存在でありたいと願う我々FREEMANS SPORTING CLUBは、特別な日を支える一仲間でありたい。

まだ父の日のプレゼントやプランが決まっていない方は是非ふらっとFREEMANS SPORTING CLUBに立ち寄って欲しい。

何か少しでも力になれれば幸いである・・。

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by FREEMANS SPORTING CLUB BARBER

YOSHIO SUYAMA